会長挨拶

令和3年度 会長所信

令和3年度スローガン
YEG スクラム

~困難な時を一致団結して乗り越えよう!その先の未来のために~

富山商工会議所青年部
令和3年度会長 澤田 帝

この度は、歴史ある富山商工会議所青年部(以下富山YEG)第47代会長を拝命し、身に余る光栄と共に身の引き締まる思いを感じております。これまで富山YEGの歴史を築いてこられた先輩方にあらためて心からの感謝と敬意を表します。

昨年は新型コロナウイルスの世界的大流行により、都市封鎖等による経済の低迷、国内GDPが一時戦後最悪のマイナス成長になるといった大恐慌を引き起こした年でした。わたしたちの身近でも、集団感染や爆発的な患者の増加による緊急事態宣言の発令により、生命の危険を感じたのはもちろんのこと、自社業に深刻なダメージを受けた方が多いと考えております。また、「新しい生活様式」という単語が生まれるほど日常生活が著しく変化し、感染者は依然として増加傾向にあり、先が見えない不安から「一寸先は闇」といった状態と考えます。

我々はこの困難な時を共存しながら乗り越え、来るべき未来に向けて歩みを進めなければなりません。経営の神様と言われる松下 幸之助氏は「よりよき人類の未来を生み出していくために大切なのは、お互い一人、ひとりが、とらわれのない素直な心で、それぞれの知恵を寄せ合い、力を結集していくことだ」と語っています。困難な時だからこそ、仲間を信じ、知恵を振り絞り、皆で団結して、未来に向かっていくことが大切だと考えます。

富山YEGには先輩方が築き上げ、困難に立ち向かった輝かしい歴史があります。過去、全国大会や北陸信越ブロック大会といった大きなコンベンションを経験しました。そこには先輩方の熱い想いや知恵の結集があり、組織がひとつにまとまったからこそ大会は大成功に終わったのです。そのYEGスピリッツは我々に代々受け継がれています。3年後には創立50周年を迎えます。県内外から注目を集める周年事業を成功に導くためには、先輩方との絆を強固なものとし会員が一丸となるための組織作りが必要となります。

組織が一丸となるためには、会員に参加する意義を感じてもらうことが大切です。YEGに入ってのメリットは何でしょうか。YEGは会員が会費を払って、貴重な時間を使って活動します。自ら進んで誰かのために動けば商売で一番必要な信用を手にする可能性が生まれます。信用を得ることができれば「あの人に言えば大丈夫だろう」「あの人なら責任感をもって仕事をしてくれるだろう」と信頼に繋がります。信頼関係を築くことができれば、各々の商売やビジネスでの活動の幅も広がるのではないかと考えます。また、商工会議所が行っている制度を大いに活用することや有益な情報を取り入れることも、困難を乗り切り自社業の発展に繋がる可能性があります。YEGに入ることで会員同士の「ヨコ」のつながりや、商工会議所との「タテ」の繋がりが生まれ、その繋がりによって成長や学びを得た会員が活動に参加することに意欲的になれば組織力がさらに増すと考えます。今、困難で大変な時だからこそ、皆で知恵を振り絞り、できる方法を考え、今年度は3つの柱で進んでいきたいと思います。

1. ひとつの目標に向かう過程で仲間意識を高める
商工会議所や青年部間でスクラムを組み、知恵を出し合い先導者たる気概で行動することにより、商売や経済活動で新たな価値を創造することで仲間意識を醸成させることを目指します。

2.青年経済人としての教養を高め、自社業を強化し発展させる
自社業における経営力をアップさせ、難局を乗り越えるための学びを行います。また、国内・国外問わず多種多様なビジネスでの交流や学びを得ることによって、国際社会で活躍できる人材を育成していきます。

3.経済団体としての活動により地域経済に貢献する
我々は商工会議所の活動の一翼を担う青年経済団体です。親会(商工会議所)の活動を理解するとともに、困難な時だからこそ、若手経済人としての知恵や意見を経済団体の視点で行政に提言する活動を行います。

YEG活動を通して様々なことを学び、商工会議所やYEGを大いに活用することで、有益な情報を得ることができます。それらの学びや有益な情報を自社に持ち帰り、反映させ商売を行えば利益に繋がります。そして、会社が強くなり家族や社員から認められれば、YEG活動に対しての理解を得られる好循環が生まれます。その循環が活発なYEG活動の原動力となっていけば、青年経済団体としての影響力がおのずと高くなり発言力も増し、富山市の地域経済の発展活性化の一助となるのではないかと考えます。

「その先の未来のために」

我々が知恵を出し合い、一致団結してこの困難な時を乗り越えることができれば、来るべき未来への礎を築くことができ、明るい光が見えてくるのではないでしょうか。今こそ皆でスクラムを組み一丸となって乗り切り、助け合いながら一年間共に頑張っていきましょう。