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委員会・局・室

ビジネス活性化委員会

委員長 水口 猛史
テーマ「理念から始まるデジタルとアナログの融合!ニューノーマルで新時代へ突き進もう!!」

2019年から始まったコロナ禍、良くも悪くも世界に歴史的大変革をもたらし、日本ではソーシャルディスタンスや3密の回避、検温チェックにマスク着用の徹底など、新しい生活様式に変化しました。ビジネスシーンにおいてはオンライン会議やテレワークの普及に各種補助金が後押ししてSFA※1やCRM※2などDX化の促進につながりました。コロナ禍以前と比べると全てが驚くようなスピードで変化したように思います。

このコロナ禍で様々な学びと成長を経験した我々青年経済人はアフターコロナを迎える2023年度、新たな常識、基準、価値観、ニューノー マルで厳しい試練の時代を生き抜かなければなりません。そのための キーワードは「デジタルとアナログの融合」に即した新しいスタイルにあるように感じています。

アナログな交流ではお互いの相互理解を深める事、考え方や理念、夢を語りあう事ができました。コロナ禍を経て今まで当たり前であった対面での付き合いが出来にくいという事により逆にその大切さを再認識した事と思います。その一方で、コロナ罹患時あるいは遠隔地や会議時間の効率化、場所の確保などにはデジタルの活用は非常に有用でした。業務管理において、SFAやCRMの活用は今まで管理しきれていなかった部分にアクションする事が非常に容易になり業績を向上させる事もできるようになりました。これらの事からアナログとデジタル双方に利点があり、これからは双方の良いとこ取りをする事によって、今まで以上の成果を出していける事が期待されます。白か黒か、1か100かではなくグレーや中間も取りながら経過を観察し柔軟に変化をしてブラッシュアップする事で更なる成長につなげていく事ができるはずです。
そして何より大事な事は「デジタルとアナログの融合」による新しい手法は手段であり目的ではないことです。何のために動くのか?誰の為に汗をかくのか?自身の役割・使命はなにか?こういった「考え方」がベースにないと大事な事を見失います。考え方によって発する言葉が変われば行動が変わります。その積み重ねが人格を形成し「考え方」が「信念」に変わります。しかし「考え方」も絶対的にこれが正しいといった答えはありません。それぞれに自身や家庭、会社、あるいは地域社会など、取り巻く環境と向き合い考え抜いて模索する事で磨き上げられるものです。

ビジネス活性化委員会ではビジネスの活性化を念頭に、会員企業同士の更なるビジネスネットワークの構築を図る機会を創出する交流会を実施します。そして、考え方・信念・企業理念を実例から学び考えます。それらをベースにデジタルとアナログの融合について考察を深め、最終的には「考え方」理念を伴い「デジタルとアナログの融合」を体得したニューノーマルとして自社業や地域の発展へ寄与する一助になる成長を目指していきます。
当委員会の活動を通じ新たなニューノーマルを身に着け新時代に向け突き進みましょう。

※ 1 SFA(セールスフォースオートメーション) 「営業支援システム」のこと。営業メンバーの行動管理や商談の進捗状況管理など。商談結果の蓄積も可能で、営業活動の効率化やフィードバックに役立ちます。
※ 2 CRM(カスタマーリレーションシップマネージメント) 「顧客関係管理システム」のこと。顧客との関係性、コミュニケーションを管理し、自社の従業員と顧客との関係を一元的に把握することです。

委員会活動概要

  1. 理念経営と DX のビジネス活用の勉強と習得
  2. 理念経営における実践者の講演から学ぶ
  3. 会員企業同士のビジネスネットワーク構築交流会の実施