committee
委員会・局・室

事務局 広報

局長代理 古木 康雄
テーマ「遠くの親戚より近くのYEG~心の距離を縮める広報を目指して~」

私たち商工会議所青年部(以下YEG)の活動は「青年経済人としての社会的責任の自覚にもとづき、社会的連帯感を養い、その経営能力の向上と新時代に即応した体質改善による企業の近代化をはかり、もって地域商工業の振興発展に寄与する」ことを目的として活動をしています。その本質は人と人とが繋がりを持ち、喜怒哀楽を感じながら活動をする事を通して、気付きや学びを得て、一個人としての人格を成長させ、YEGや自社業を通じて地域の発展に寄与する事であると考えます。

昨今、コロナウイルス感染症が世界を席巻しておりますが、私たち富山YEGはこの目的を達成すべく、まさに新時代に即応した事業を行い、今に適した成長を遂げてきました。しかしながら影響はなかったわけではありません。特に対面での活動制限は本質の礎となる人と人との繋がりに大きく影響を及ぼしました。そうした状況の中で、私たち富山YEGは来年度に創立50周年という大きな節目の年を迎えます。50周年に向け、今年度は会員の結束力を高める大切な準備期間となります。

また一方で、コロナウイルス感染症感染拡大が及ぼした影響は決して悪い事だけではありませんでした。技術革新により様々なツールが台頭し、コロナ禍前から見ても情報発信と共有の技術は加速度的に進化しました。また老若男女問わず人々の間でもそれらのツールを受け入れる体制が整った事は大きな事実です。それらの事を踏まえ、今年度の広報は様々なツールを活用しながら、会員同士の繋がりや信頼関係の構築を目的とする対内的な広報、そして来年度50周年を迎えるにあたり各関係者と繋がりを持ち、次年度広報を行いやすくするための土台作りを行う対外的な広報を意識して活動を行っていきます。

まず対内的な広報ですが、こちらに関しては前年度より行われてきたホームページやSNS等をさらに活用し、コンテンツのブラッシュアップを行います。広報として、何が出来るのか、何を伝え、後世へ何を残すべきなのかを考えながら、各委員会と協力し、会の特色や魅力を伝えていきたいと思います。また事業は勿論ですが、各会員一人一人にフォーカスした広報活動も行いたいと考えています。とある心理学者は、「何を考えているのか分からない人と仕事をするのはストレ スがたまる」と述べています。相手を知る事はすなわち、相手を理解することでもあり、結果として心の距離は縮まります。同じ富山YEGに所属している私たちでも、会員数250名を超える大所帯であり一度も話しをしたことが無い人もたくさんいると思います。広報を通して共に汗をかく仲間を知ってもらい、少しでも心の距離を縮める事を目指します。

対外的な広報については、50周年に向け重要な準備の年度になると考えているため、次年度の広報が活動しやすくするための土台づくりを行います。どんなにいいものがあっても、それが人へ正しく伝わらなければ効果はありません。50周年を迎えるにあたり、今まで関わってきた地域や行政、商工業等の関係者の方々へ感謝の気持ちをきちんと伝えるためにも、今年度でより多くの方へ伝える手段を確立することが重要な責務だと考えています。

遠い親戚より近くの他人ということわざがあります。読んで字のごとく、遠方にいる親戚よりも近隣にいる他人の方が頼りになるという意味合いですが、テーマにはあえてYEGという言葉を使いました。会員同士が、そして地域や関係者各位が親戚よりも頼れるような、親戚よりも心の距離が近いような会となれるよう、今年度広報を行っていきたいと思います。来る50周年に向け気運を高め、富山YEG全会員が一致団結し、青天を衝くほどの勢いを持って、皆で新時代へ突き進みましょう!

局運営概要

  1. ホームページ、Facebook 等を活用した青年部活動の広報
  2. 青雲の作成・発行、商工とやま原稿の管理
  3. 富山 YEG 歴史年表の精査・管理