広報室
令和6年度、富山商工会議所青年部(以下、富山YEG)は50周年を迎える大きな節目に立ちます。これまでの先輩方の偉大な功績と発展に感謝し、その歴史に敬意を表します。同時に、今年度、富山YEGの一員として、会の活動に参加できることに誇りを感じています。
「青年部活動って何?」
会員であれば誰しも周囲から訊ねられた経験があるでしょう。委員会や総会、フェアや交流会などの一つひとつの事業がどういう目的でどのように成り立っているか、会員の中にはあまり意識せずに青年部の活動に参加される方もいるかもしれません。令和2年度以降、コロナウイルス感染症感染拡大の影響で富山YEGの多くの活動が縮小し、同年度に入会した私にとっても富山YEGに対する関わりが減り、富山YEGへの理解が乏しかったことも事実です。このように会員の入会歴や活動歴によって富山YEGという会に対する理解度は様々です。50周年を契機に「新時代のYEG History」を築くためには、富山YEGという組織を理解し、活動の意義を考え、「富山YEG宣言」に示されているように、会員一人ひとりが新たな価値の創造を目的として意識的に活動することが必要であると考えます。結果として青年経済人としての資質向上と自社業発展、地域社会への貢献に繋がるのだと思います。
今年度の広報室では、特別な50周年を迎える年に、会員一人ひとりが「新時代の先駆者」としての自覚を持ち、高い「志」を抱き情熱をもって意識的に活動できるよう、以下の事に焦点を当て、1年間の活動を行います。
【青年部活動の広報】
青年部活動の広報では、ホームページやSNS等を通じた広報活動、『青雲』の制作と発行、『商工とやま』の原稿管理、富山YEGの歴史年表の管理を行います。SNS等を活用して、過去の活動や今年度の事業や委員会活動に関する情報を広く発信します。特に、事業の裏側や準備運営にフォーカスし、青年部の活動の魅力と意義を会員に広く知らせ、多くの会員に積極的な参加を促進します。
【データサイエンス委員会との連携による、様々な分野のデータ編集及び配信】
広報室はデータサイエンス委員会と連携し、青年部活動に関連する多岐にわたるデータと情報を見える化し、まとめます。これにより、会員は必要な情報を簡単に収集し、状況を把握・分析できるようになり、富山YEGの発展に向けた意思決定をサポートする環境を整えます。
【YEGフェア2024の企画立案及び運営】
富山YEGでは平成29年より市民参加型事業として音楽を中心としたイベント『TOYAMAまちなか Music & Heritage festival(まちFES)』を開催し、『YEGフェア』は、前身である、まちFESの「残したい富山の文化的遺産(=Heritage)」の部分を継続・発展させ、まちなかの賑わい創出、文化・地域振興に寄与する事業として開催してまいりました。
今年度のYEGフェア2024では市民参加型事業の過去6回の開催経験を活かし、まちなかに賑わいを創出すると同時に創立から50年間、地域商工業の振興発展に取り組んできた富山YEGの活動内容を会内外に広く発信し、富山YEGのブランド力向上に寄与する企画の立案と運営をおこなってまいります。これを実現するためには会員一人ひとりの協力が不可欠です。当事者意識と参加意欲を鼓舞するため、広報室として会員の意見を集約し、準備状況などの情報発信にも力を入れてまいります。
広報室として、一人でも多くの会員が「新時代の先駆者」としての自覚を持ち、高い「志」を抱き情熱をもって意識的に活動できるようにサポートしてまいります。「Be Active! ~情熱の火を灯す~」のテーマのもと富山YEGの歴史と未来への情熱を共に追求していきましょう。
1年間どうぞよろしくお願いいたします。
室運営概要
- 青年部活動の広報
- データサイエンス委員会との連携による、様々な分野のデータ編集及び配信
- YEGフェア2024の企画立案及び運営