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歴史委員会

歴史委員会

委員長 鹿野 勝宏
テーマ「郷土愛で時代を衝き抜けろ!~『感じる』富山の郷土史~」

コロナウイルス感染症感染拡大による社会変化の暗いトンネルが今なお続く中、世界では大きな衝撃が起こり、経済界にも大きな影響を及ぼしています。また、日本においては、人口動態の悪化・社会格差・労働人材不足・後継者不足・高齢化にともなう福祉介護問題など、様々な社会的課題にも直面しております。
そんな目まぐるしく変化を続ける時代の中で、この『富山』の地でビジネス・生活を営むわれわれ青年経済人は、今、社会にどう必要とされ、何をするべきなのでしょうか?今こそ初心に帰り、この地で生きる者として故郷(ふるさと)である富山について改めて学ぶ必要があるのではないかと考えます。これまでの時代を振り返り、これからの未来を見据え、変わりゆく世の中にあって変わらない「歴史」を学ぶことが郷土愛醸成への一歩へと繋がり、その一歩がこの目まぐるしい変化や様々な課題への備えとなり、ブレイクスルーを起こす契機となるのではないでしょうか。

これらを踏まえ、歴史委員会では以下2つの活動方針を基に活動をしてまいります。

【富山の郷土史の調査・研究】
富山には地域ごとに様々な郷土史が存在します。その郷土史を実際に現地へと赴き、肌で感じる調査・研究をすることで、郷土に対する一層の興味が湧き、その知識を体験に変えることで産まれる郷土愛やシビックプライド醸成のきっかけとします。

【富山の歴史に根付く企業の経営史】
富山県内、市内、会員企業の中には地域の歴史を背景とした企業が多く存在します。その企業の成り立ちや、いかにして郷土と共に発展してきたのかを時代背景と合わせて学びます。そのことを学び体験することによって会員企業にとっても有益な学びとなる場を創出します。

近年続いた活動制限も、現在では国や行政の規制緩和にともない、社会全体として再び動き出そうとしています。今こそあえて『参加型のアナログコミュニケーション』に重点を置いた委員会活動を企画・運営することで、参加して頂く会員同士の研鑽が図れるものと考えております。

会員の皆さんの、より積極的な参加をお待ちしております。

結びになりますが、20 世紀最高の天才科学者アルベルト・アインシュタインの格言に「学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる」とあります。
『学び』を続け、そこに経験・体験を加えることで己が磨かれ、その磨かれる場を繋ぐ存在としての委員会活動を行い『会員の魅力向上・資質向上』へと繋げます。

一年間、どうぞよろしくお願い致します。

委員会活動概要

  1. 郷土史の調査・研究して学ぶ
  2. 富山に根付く企業の経営史を学ぶ