reports
事業報告

令和3年10月度 富山県商工会議所青年部連合会 YEG研修事業

10月3日(日)、富山電気ビルデイングにおいて、富山県商工会議所青年部連合会「YEG研修事業」に富山YEGより19名で参加して参りました。

 この「YEG研修事業」は、2部構成となっており、第1部では地域のリーダーに必要な「人間力」を高岡YEG歴代会長であり、県連会長を務められた鎌谷 隆一氏の講演を通して学び、続く第2部ではYEG活動を通して地域貢献と自己研鑽につなげるための五つの視点「研鑽・交流・向上・地域・発信」で、ディスカッションを行う事で、富山県連の絆とスケールメリットを生かした未来を創造し、激動の時代を乗り越える力を身につける事を目的に開催されました。

 第1部の講演では、鎌谷 隆一氏による「高い志と揺るぎなき信念をもって」の演題で、県連会長をされた経験から、どのような信念をもって地域を盛り上げてこられたかのお話や、北陸新幹線が開通された時期に企画、運営に携われた「飛越能 食の祭典in高岡」や、「フードエキスポhokuriku」のエピソード、当時苦労された点や事業を通した成果についてお話し頂きました。また「飲食経営サポートとやま」として高岡流お好み焼き「ととまる」を開発された当時の秘話などもお聞きする事が出来ました。数多くの事業に携われた経験から、事業は広域に連携して大きくする事が成功のコツや、市町村を巻き込むなどの仕掛け作りが大切との話が印象的でした。また、その時はYEGの特権である組織力やコネクションをフル活用する事も大事だとお話し頂きました。講演を通して、地域のリーダーに必要な「人間力」について改めて考えさせられる内容となりました。

 第2部のテーブルディスカッションでは、今年度県連のスローガンである「YEG ambition」について、各自が「研鑽・交流・向上・地域・発信」の五つの視点で、具体的に想像した考えや思いを書き出し、発表しました。ディスカッションのテーマが抽象的であった事、創造力が試されるテーマであった事で、発表する内容は十人十色で、各々の個性やその単会のカラーが出たものとなり、単会の枠を超えた交流を深める事も出来たと思います。またディスカッションを通して、地域貢献と自己研鑽につなげるための要素を確認できた事で、今後の青年部活動に生かせる有意義な時間となりました。

 最後にこの事業を通して、富山県連の絆を再確認できた事や、富山県連のスケールメリットを活かした未来を創造する事が出来た点で、今回目的としていた激動の時代を乗り越える力を身につけるヒントを各自持ち帰る事ができたと感じております。最後になりますが、お忙しい中参加して頂いた会員の皆様に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。