会長挨拶

平成29年度 会長所信

平成29年度スローガン
Fusion the Power of YEG
~ YEGの力を融合して 幸せな未来を創造しよう!~
平成29年度会長 蓑輪 寿宏
富山商工会議所青年部
平成29年度会長 蓑輪 寿宏

この度は、歴史ある富山YEG の第43代会長に任命されたことを心から誇らしく思うとともに、これまで富山YEGの歴史を築いてこられた先輩方にあらためて心からの感謝と敬意を表したいと思います。

また、平成28年度は北陸信越ブロック大会富山大会の開催に各方面から多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、北陸信越エリアを中心に日本各地から1,400名を超える登録をいただき、大会を無事に終わらせることができました。北陸信越ブロック大会を経験した富山YEGは無限の可能性を感じさせてくれる全国有数の単会へと成長できたと自負しております。平成29 年度は富山YEG会員がブロック大会で見せたパワーをさらに融合し、幸せな未来を創造するための大きな力に変えていくための一年にしていきたいと考えています。

日本経済はアベノミクスの効果もあり、回復基調にあると言われますが、決してその効果が地域経済には、十分に波及していないように思われます。しかしこのまま手をこまねいていても、我々の地域のさらなる発展は期待できないと思います。この状況を打破するには、地域で活躍する青年経済人として、私たちが自らの未来を掴み取るために力を合わせ、より積極的に行動していく必要があるでしょう。ではどのように活動してそれを実現していくべきでしょうか?

私たちの“親”である商工会議所は「商人の輿論(よろん)をつくる」ことを目的の一つとして明治11年に東京、大阪、神戸の三都市で設立されました(富山商工会議所はその2年後の明治13年設立)。したがって、そのような団体の“子”である私たちYEGも日頃の活動を通じて、地域の若手経済人の代表として親会の輿論形成の一翼を担っていかなければいけません。言い換えれば、YEGの意見を地域の若手経済人を代表する意見としてより広く聞き入れていただけるようにしていかなければなりません。私たち青年経済人が団体で活動している真の意味は、まさにここにあるのではないでしょうか。現在の閉塞感を打破するためには、常にYEGが親会の輿論形成の一助となるということを念頭において、会員それぞれが自己成長し、会社を発展させ、地域を繁栄させることで幸福な未来を創造していくという気概を持たなければいけません。

YEGの活動が「商人の輿論形成」の一助となる団体になるためには、まず会員個々が「世の為人の為」に活動しなければいけないと考えます。もちろんYEG活動だけでなく、自社業においてもこれは同様です。商工会議所の生みの親である渋沢栄一は「倫理と利益の両立」の重要性を説きました。我々の経済活動が自己の利益のみを追求したならば、いずれどこかにほころびが生じます。そうではなく、「社会の幸せ」のために活動していく姿勢を我々会員一人一人が持たなければ、経済活動はひとりよがりとなり、社会の発展もままならず、結果私たちの未来も決して明るいものになることはありません。今年度会員の皆さんには、是非このような姿勢で自社業及びYEG活動に取り組んでいただきたいと考えています。公共の意識をもって活動に取り組む会員同士が深い相互理解のもとに力を融合すれば、YEGがさらに高い公共性を持つ団体に成長できるはずです。YEGの力が「幸せな未来」の創造につながる大きな力に変化すると信じています。こうした理念を実現するために、平成29年度は会員の皆さんに次の3つの意識をもって活動していただきたいと思います。

「公共の意識」
前述した通り、自社業にせよ、YEG活動にせよ、それが「世の為 人の為」になっているのかという意識は非常に重要です。YEGはそのような高い公共性を持った人間の集まりでなければいけませんし、そうでなければ団体で活動している意義が弱まってしまいます。なぜなら公共性の高い団体でなければ、「商人の輿論」を形成していけないからです。自社業の発展を通じた納税や雇用による社会への貢献を今まで以上に図るのはもちろんのこと、「世の為 人の為」にさらに何を為しうるのか、1年をかけて深く追求していきましょう。

「会員相互理解の意識」
会員同士がお互いに深く理解し合うことによって、YEGの団体としての力はさらに強まります。日頃の諸会議、委員会活動や事業はもちろんのこと、会員同士が交流するとき、議論をするときなどは、どのような状況においても、相手に対する思いやりや様々な角度から相手を見る姿勢を大切にすると同時に、コミュニケーションを密にし、相手をより深く理解する意識を持ってください。

「未来を想像し、夢を見る意識」
富山YEGが地域を変えていく力を持つには、失敗を恐れずに常に夢に挑む意識が必要です。夢を語り、それを実現するために努力を惜しまないことこそが、我々の存在感と影響力をこの地域で高めていくための唯一の方法です。私たちは、どのように活動し、地域をどうしていきたいのか、未来を想像し、夢を語り、とことん追求する意識を持ってください。

結びになりますが、前述の渋沢栄一が次のような言葉を残しています。
「できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。」
富山YEGの歴史の中で、先輩方は常に夢を語り、幸せな未来を創造するために自己を磨き、力を合わせ、努力を怠りませんでした。私たちも、先輩方が築いてこられた歴史を背景に、自らの手で「幸せな未来」を創造するために力を融合して、ともに邁進していきましょう。