政策提言研修委員会

委員長 田中 比呂睦

テーマ「市政を学び、知性を備え、商売人としての提言へ」

 政策提言と聞くとなんか難しそう、富山市の政策についてあまり詳しくないし、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。何を隠そう私もそう感じていた一人です。富山市の政策に対して疎く、自社の経済活動において必要な情報のみを記憶し、その他の情報は目にしても関心を寄せることはありませんでした。そんな私が、自身を含めてYEGとして行政に訴えかける事は何か熟考した結果、商売人としての立場からの政策提言活動という道筋が見えてきました。
 例えば、少子高齢化問題は、これまでに経験した事のない人口減少が始まり、国や地方の発展において、喫緊の課題とされています。地方都市では影響が顕著に表れており、富山市は微増ながら転入超過となっていますが、今後は人口の自然減少が予測されています。これは私達中小零細企業にとって売上(消費者)の低下と同時に労働力(労働者)の減退を意味しており、需要・供給両方に大きなインパクトを与え、今後の経済成長を阻害する恐れがあります。
 こうした厳しい状況の中で、私達はこの富山の地で経済活動を行い、地域社会の発展を追求し、若手青年経済団体としてふさわしいYEG 活動を展開しなければいけません。その活動の礎となる自社をより強固なものとする為にも、富山市の政策を理解し応用出来る知識が肝要だと考えるに至りました。そこで今年度の当委員会は、委員会名に研修とあるように、『学び』に焦点を当てた活動をしたいと考えています。
 先ずは富山市の政策や行おうとしている施策について、理解を深める研修会・勉強会を実施します。先述した雇用の問題についても行政は、勤労者や企業における雇用の促進と安定を図るために、様々な支援や事業を実施しています。このように私達の経済活動や自社業に直結し身近で理解しやすい政策等を学び、自社にとってプラスや利益になる情報を知識として蓄える事で、現場視点からの生の声を提言に盛り込んでいきます。
 次にこれまで富山市に提出した政策提言書の検証を行います。富山YEGは第 1 回目の 2010 年度から、実に 8 度も継続して提言書を提出しています。実際に施策として採用され、ある程度の効果をあげたものもあるでしょう。また、当時の行政との方向性の違い等により反映されていない提言書についても、今ならば実用出来るものもあるかもしれません。過去の提言書を振り返り研究する事で、継続して提出する意義を学び、効果のある実現可能な提言の作成に深みを持たせていきます。
 行政の政策等の学び、過去に提出した提言書の振り返り、そして富山だけでなく全国の他単会が提出している政策提言の研究、これらを柱として一年間活動してまいります。今年度は、商売人としての立場や視点から、青年経済団体である私達にしか出来ない政策提言書の作成及び提出に努めたいと考えています。
 私がYEGに入って学んだ事があります。自分達が生きていく地域は自分達で創り守る。その思いを実現出来る手段の一つが政策提言だと思います。同じ地域で頑張る仲間と共に未来を考え行動に移す。私はYEG 活動の醍醐味がここにあると結論します。
 共に富山市のより良い未来創造の一翼を担いましょう!

委員会活動概要

  1. 地域経済の現状等に関する問題点を調査・検証・解決策を討議し、行政・関係各所に具申・提言する
  2. 過去に提出したYEG 政策提言書の検証、及び他単会が実施している政策提言の研究