とやま新文化創造特別委員会

委員長 髙柳 良

テーマ「文化の継承、創造そして伝承へ」

文化について皆さんはどのようにお考えでしょうか。
文化とは民族や社会の風習・伝統・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものであります。ここ富山の地において人間が生活を始めたのは、今から約三万年前(旧石器時代)、現在まで様々な歴史や風習、伝統、文化が私達の住むこの地域に育まれてきました。今日までの富山市の発展は、多くの先人達が歴史や伝統、偉業や功績などを後世に残して頂いたおかげであり、また各地域に残る風習や郷土料理、伝統工芸、伝統産業などは、先人達によって長年受け継がれてきた文化の形であります。私達も先人達が残した文化を継承し、後世に伝承をしていく事に努める必要があると考えます。そのためには、各地域の伝統文化を調査、研究、把握し正しく伝承していく必要があります。

しかし、これまでの伝統文化を継承しそのまま次世代の子供達に伝承するだけでいいのでしょうか。富山市は、豊かな自然と多くの伝統文化を持った都市として発展を続けていますが、近年の北陸新幹線の開通による国内観光客の増加、訪日外国人によるインバウンド需要の拡大、スマートフォン、SNS等の普及による情報通信ツールの利用増加等、今後も新しい時代の流れに対応して行かなければなりません。そのためには国内外の観光客に伝統文化溢れる富山市の魅力を発信し、また富山市民が暮らしやすい街づくりを行うため、私達は新しい文化の創造について考える必要があるのではないでしょうか。

そして、新しい文化の創造をするにあたり、これまでの伝統文化の遺産を活かすだけではなく、富山市が推進する基本方針に沿った文化の創造を考えなくてはなりません。 コンパクトシティ戦略、中心市街地活性化計画など、「まちなか」に重点をおいた新しい文化の創造を考慮し、現在までの伝統文化、音楽や現代の文化を盛り込んだイベント開催を計画します。それこそが中心市街地に賑わいを創出し、次世代を担う人達への新しい文化の創造に繋がると考えます。

とやま新文化創造特別委員会では、新しい文化の創造するにあたり3つの基本方針を掲げます。

まず1つ目の方針として「文化の継承」についてです。富山市の各地域には、素晴らしい伝統工芸品や伝統文化、新しい芸術や文化などが数多く存在します。その数多くの特色を調査、研究、分析し富山市における既存文化の把握に努めます。
次に2つ目の方針は「新しい文化の創造」について考えます。富山市の中心市街地は空き地や空き店舗の発生と来街者の減少など様々な問題を抱えております。私達は富山市中心市街地の賑わいを創出し、さらなる活性化を目指すため、音楽フェス「TOYAMA まちなか Music & Heritage festival.(仮)」の開催を目指します。Heritageとは受け継がれる文化、遺産という意味であります。多くの世代が楽しむ事が出来る音楽のイベントにおいて富山市中心市街地に賑わいを創出し、そして富山市の伝統文化の継承、新しい文化の創造に繋がる事を盛り込んだイベントの開催を計画します。
そして3つ目の方針が「既存文化、新しい文化の伝承」についてです。
富山市の素晴らしい伝統文化、現代文化の伝承は、次世代の新しい文化創造の為に必要な過程であると考えます。これからの富山市を支える伝統文化をしっかりと後世に伝承し、新しい文化の創造を次世代の子供達に受け継いでもらうための調査、研究に努めます。

最後になりますが当委員会は富山市民の為の新しい文化の創造を目標に掲げる以上数々の困難も予想されます。しかしその多くの困難を乗り越えた先には様々な感動を得る事が出来ると思います。1年間を通して委員会メンバー全員が感動を共有できる素晴らしい委員会活動にしたいと思っております。

委員会活動概要

  1. 富山市における伝統、工芸、文化など地域の特色を調査、研究、分析
  2. 音楽フェス「TOYAMA Music & Heritage festival(仮)」開催、運営
  3. 伝統文化、現代文化、新文化の創造を次世代に伝承するための調査、研究