地域の活性連携委員会

委員長 長沼 孝博

テーマ「未来につながる関係構築を目指して」

 現在、地域活性化や地域振興のために各地で様々な取り組みがなされており、私たちの住む富山市でも積極的に先進的な取り組みが実施されています。平成 30 年度の地域の活性連携委員会では、更なる地域の活性化について考え、各経済団体や行政機関などと今まで以上に関係を構築し、協力・連携していくための環境づくりをすることを目的として活動していきます。

 日本経済は回復基調が続いていると言われていますが、まだまだ回復を実感できていない地域は多いのではないでしょうか。富山市においては北陸新幹線の開業により観光やビジネスにおいての交流人口の増加や産業活性化が期待されましたが、県内宿泊者数は思うように伸びず、人口の流出や購買力の流出、企業の営業所の撤退といった懸念は残っており、効果の持続性を問う声も聞かれるようになっています。街づくりという点において富山市が推進しているコンパクトシティ構想は公共交通網を軸に街に人や企業が集まる流れを生むという点で国内外からも一定の評価はされていますが、街中が活性化している実感は薄く、解決しなければならない課題も多く残されています。
 私自身、富山市が『多くの人が行ってみたい、住んでみたい、住んでよかったと実感できる都市』になってほしいと思っており、豊かで住みよい場所として存続できるように必要な環境を維持する活動を実施することが地域活性化であると考えています。そして、更なる活性化のためには、単なる行政主導ではなく、私たちYEGのように地域で活動している各諸団体や行政機関がお互いに協力・連携することが求められるのではないでしょうか。その上で地域の特性も踏まえた戦略を共有して活動できる環境づくりを進めていくことが必要であると考え、当委員会では以下に述べる内容を中心に 1 年間活動していきます。

 まずは、各経済団体やNPOといった諸団体との関係構築のために、それぞれの活動、取り組みを紹介する勉強会の開催など交流の機会を創出します。お互いの活動に対する理解を深めることから始め、信頼関係や連帯感を育み、地域の更なる発展のためにどのように連携していくか考え、あるべき姿を共有していきたいと思います。
 また、市役所など行政機関と交流会を実施し、地域活性化のためのこれまでの取り組みや現在行われている活動を学びます。意見交換会の実施を通じて、持続的な発展のために求められる方向性を一緒に考えます。
 これらの活動以外にも、県内外の過去の地域活性化の成功事例、失敗事例の研究をし、地域の特性に合った手法や施策を考察します。富山YEGではこれまでの年度でも地域活性化や未来を考える委員会があり、そこで積み重ねてきた成果やYEGとして貢献できることも考慮し、どのような活性化が望ましいのかを模索していきます。

 当委員会の活動を通じて各諸団体と今まで以上の関係を構築し、様々な視点からの意見を聞き、地域活性化について共に考えることは富山YEG 会員にとって視野が広がり、多くの学びを得ることになると考えます。他団体とどのように連携していけるかを探り、未来を一緒に考えることで共に成長し、行動につなげていくための基盤つくりができるような委員会にしていきたいと思います。

委員会活動概要

  1. 富山の各諸団体との関係構築、勉強会・交流会の実施
  2. 行政機関と連携を見据えた勉強会・交流会の実施
  3. 豊かで住みよい地域をつくるために望まれる活性化の考察